頑張らない
2022/08/11
いつもBLOGを読んでいただき、ありがとうございます。
Yoga&ホリスティックセラピー Karuna、ヨガインストラクターのKanakoです。
今日はタイトルにもある『頑張らない』について。
日本人は真面目で勤勉な性格のゆえ世界的にみても働きすぎや頑張り屋の人が多いというイメージがあります。
例えば、私自身も人から何か頼まれごとをした時にその時余裕がないにも関わらず、NOと言えず引き受けて結果自分のことも相手のことも精一杯で気づいたら心と身体が疲弊していた・・なんてことがありました。
世のため人のためももちろん大切なことですが、まずは自分を大切にしてあげないと周りにも手を差し伸べれないとある日から気づくようになりました。
自分が嫌なことを無理にする必要はないし、自由に生きていい時代。
これまでは頑張ることが美徳とされてきましたが、ここ数年は頑張らないことが大切であり、頑張らないことを頑張るという概念に変わってきたのではないでしょうか。
ただ、頑張らない=何もしなくていいというわけではないと私は考えています。
これはエクササイズやヨガでもそうですが、例えば頑張らずに楽して痩せる、何もしなくても姿勢が整うわけではないからです。
本当に何もしなければ人間は進化していくどころか、退化する一方です。
なぜなら、何もしなければ私たちは楽な方へと怠けてしまうからです。
ただし、頑張りすぎて筋力や負荷をかけすぎたり過度にストレッチをするのはかえって逆効果で、それは最新の筋膜リサーチでも言われいています。
頑張りすぎずに頑張るところは頑張る・・言い方を変えれば、
力を抜くところは抜いて、力を出さなければならないところは意識する。つまり最小限の力で最大限の効果を得ることが大切です。
私がレクチャーしている陰ヨガはまさしくそのポイントを抑えていて、力を抜くところは抜き、意識を向けるところは向ける。
頑張りすぎず、だけど頑張るところは頑張るヨガです。
ヨガと同じように、普段から心と身体に余裕を持った生活を心がけていきましょう。