秋の養生
2026/09/30
いつの間にか朝晩と過ごしやすくなってきました。
この季節ならではの新米も美味しくって、玄米よりつい白米に走ってしまいそうな今日このごろです。
そんな秋は実りの季節、収穫の時期でもありながら、その収穫が終わると冬に向かって収束していく季節です。
陰ヨガのベースの一つにある中医学では秋に関連する五臓は
【肺と大腸】です。
肺と大腸って一見すると関係なさそうに思えますが
発生学でみると肺と大腸は同じ内胚葉という細胞のルーツから始まっています。
ちなみに最近知りましたが医学界では肺腸相関という言葉も注目されているらしいです。
(これに限った話ではないですが、近年西洋医学でわかってきたことは東洋医学では何千年も前からすでにわかっていたなんて昔の人は本当すごいですよね・・)
そして肺といえば呼吸をイメージすると思うのですが秋〜冬にかけてだんだん乾燥していくのでこの時期、呼吸器系や免疫トラブルにかかりやすい方も多いです。
さらに私たちが呼吸をするときは肺そのものが動くのではなく、横隔膜という筋肉が働いてくれるのですが、
その横隔膜がきちんと上下ドーム上に働いてくれることによって(要は呼吸がスムーズにできていることによって)
その下にある肝臓や胃、そのまた下の大腸、骨盤底まで繋がり、正常に働いてくれます。
ということは呼吸が浅いと消化器官の働きや排泄といったこともうまくできませんので便秘もなりやすいです。
反対に下痢や排便回数が多いという人もこれはこれで栄養や水分をうまく消化・吸収できていないので良い状態とは言えません。
なので食べるものももちろん大切なのですが、いくら栄養価の高いサプリや食事をとったとしても、まずもって自分の臓器そのものが正常に働いてくれないと意味がありませんよね・・
陰ヨガでは呼吸に適した姿勢、体の土台を作ります。
さらにはポーズ一つ一つが各臓器へと働きかけることもできますし、特に消化力といった面でも他のヨガにはないアプローチができます。
みなさんは自分の体、各臓器を労っていますか?
外から得るもののことばかり考えていませんか?
この秋は是非、自分の体を動かして内側から身体を整えてあげてみてくださいね。


